ついに長年の夢、廃医院の特集廃墟本が刊行されます!!!
- 新刊情報
戦前から変わらぬ姿のまま、古い医療器具が薬瓶、そして当地の神社や膨大な民俗的な記録が残されたその姿に一発で魅了されてしまった私は、以降完全に廃墟に目覚め、全国の廃な場所を盛んに訪ね歩くようになりました。
洲原村診療所に関しては、このブログで何度も取り上げたよう(詳しくはこのへんを参照:http://hanatare-ruins.doorblog.jp/archives/51683241.html http://hanatare-ruins.doorblog.jp/archives/51687698.html http://hanatare-ruins.doorblog.jp/archives/51721540.html)に、歴史や経緯を調べれば調べるほど面白く、2012~13年当時はここ以外他にこんな場所はもう残ってなんかないだろうとまで思っていたのですが、その後探せばここまでではないものの意外とまだまだあることがわかり、各地の廃医院をまわって、レポートをまとめた本をいつか出してみたい…そんな野望を抱きつつ今までやってきました。
今回は、その野望をついに叶えてしまった本『日本の廃醫院 壱號室』になります。
この本はタイトルのとおり、日本各地に残る明治~昭和初期に作られた木造廃医院をこれでもかと掲載しております。
イメージ画がこちら
- 内容
第1章ではいつものとおり、近代医療や制度の歴史といった廃医院の背景にあるものの解説パートです。
第2章は、廃医院の重要な要素にして、魅力に一つである残留物の解説になります。
そして、第3章では、廃医院の紹介・解説になります。
今回は全部で14ヶ所を収録しております。
頁数は当サークルでは歴代最大の78頁、A5版もちろんフルカラーです。
- 新刊セットおよびその他の既刊について
新刊+廃医院クリアファイルになります。
廃医院でよく見かける残留物に、薬袋があります。今回はそれをあしらったオリジナルA4クリアファイルを御用意しました。実際の残留物からデータを起こしたものです。新刊セットは会場では15部しか頒布しませんが、気になる方は是非お求めいただけますと幸いです。
会場図はこちら↓
この薬瓶ポスターが目印です。
・で、通販は?お前自分が田舎住まいなのにそうやって遠方への配慮を欠くの?のコーナー
COMIC ZINさんにて委託店舗販売&通販をしていただけほか、boothの自家通販もすることにしました。
https://booth.pm/ja/items/950583
https://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=36998
最後に、コミケWebカタログのページも貼っておきます。
https://webcatalog.circle.ms/Circle/13908742 記録舎
見られる方はこちらもどうぞよろしくお願いいたしますね。
長々と書き連ねさせていただきましたが、もし興味がありましたら、暑い中とは存じますがなにとぞ当サークルへお越し下さい。…待ってます。
それではまた。