その1から続き) 学校の歴史などはその1に記載しています。
職員室前に。
総合学習の一環か?
詳細な地名の記録がされている。 ありがてえありがてえ
他にも共同制作らしい版画や絵が多数
いかにも漁村らしく船出や漁の場面が勇ましく描かれている。
東の廊下へ向かう
昔の役場や学校なんかの温度計、鏡、時計等はたいてい町の商店が寄贈してるよね。
西部四町の中で、地味にハブられる木古内町…
これではまるで説得力がないぞ。
事務室も物品倉庫と化している
隣は5・6年生教室
正面に札が立てかけられていた
これがなかったら、なんの教室だったかわからなかったかもしれない。
…そうでもないか
目標:自分の考えをもちすすんで活動する子
怒られてへこむ小学生よ。 大丈夫だ。大人でも結構難しいんだから。
黒板は卒業式の時そのままである。
アップ
「学活」。 具体的に何をやったかイマイチ思い出せない
15時台に帰宅可能なんて今思えば夢の様な生活だな
なんだってできますよ。 アフターファイブなんてメじゃないね。
学校のころ、無駄になんでもかんでも係があったのはどこでもいっしょなのだろうか。
「学習係」なんて存在意義がほとんどなかった記憶が。
この教室も書類保管庫になっていた。
中庭を作る様な校舎の構造のため、旺盛に茂った木々が周りの部屋を緑に染め上げる。
非常に美しい。
東廊下はここで行き止まり
夕焼けのような色なのは、向かいの壁の色がベージュのため
最奥の部屋は教材室でした。
ちょっとボケてしまった
なんとなく、淡い不安と寂しさに駆り立てられる。
なんだっけこの絵 『落穂拾い』?
描いた人は一緒だったが違った。 ミレーの『晩鐘』。
―神に感謝を捧げる農民たちの力強いシルエット― と説明があるが、どうもそう見えない。
この絵からはただただ廃墟に抱く感情に近い…そう、悲哀を感じる。
こんな感じに
6月下旬。蝉はまだ鳴いて居なかった。
謎の取り合わせ
張子の虎があるってことは…事故フラグ?
さて戻るか
年寄りの家に行くとよくこんなのあるよね
たまーにこれから引きはがしたものが悪徳骨董屋においてあったりするから気を付けよう。
カジキマグロの鼻だって。
干物のようになっている。
向こう側は体育館か
さあ、残った北側廊下へ
イカのロゴ
これはいい。
中身はやはり物品庫
ピカ○ュウダルマがとある人の描くゆっくりに見える
調べ学習の名残。やたらイカ推し。
学芸会用品?
手が込んでるな
壁の色が違うところは黒板を外したあと
土曜=今年からお休みです
廊下に出てさらに進む
最期の予定表はもはや廃校のつきもの。
1・2年教室
ここも物品がうず高く積まれている。
色々とおかしい
上部に学校の歴史年表が。
!!? クマー!?
もちろん剥製。
戸板の質感がよろしい
児童玄関に出た
暗さで印象的に。
早く一眼に慣れるためもあって色々と試してます。
正面に体育館へ続く廊下。
卒業式当時の飾り付けそのままである。
職員玄関と同じように、卒業制作と思われる絵が並ぶ。
活力があるなあ。
体育館へ行く前に、北の教室へ
総合学習に使う教室だったらしい。
例によって書類もわんさか置かれている。
てーぶる の じゅうりょく が みだれる!
閉校後は学校資料の保存場所にもなっているようだ
昔はスポーツ活動もさかんだった模様。廊下に置かれていたトロフィの多さから見て強かったんだろうな。
最大の敵は…少子化だったわけだ。
田舎の小学校は、たいがい一昔前までスポーツが強かったのだ。
他にやることが無いからね
外から見えたシールのようなものはこれか
ではあの車が停まっていた場所の中はどうなってるのか
ただの車庫なのかな
いざ北端の部屋へ
給食保管室… 給食センターから運ばれて来るコンテナを置いておく場所。うちの小学校は階段下の金属棚だった。懐かしいねえ
おおここで、理科室の選挙の伏線回収か
黒いコンテナはおそらく楽器かな
何時の時代のソケットだ
ベルが残っている
ベルからチャイムに変ったのって昭和何年くらいからなんだろう。
探索も佳境に。 ついに体育館へ
渡り廊下にもいろいろ見どころが
懐かしの機材がたくさん。
BGM用CDから視聴覚用VHSまで豊富な取り揃え
朝、または給食中という限られた時間内では、たいてい流す曲目が決まってしまう。
小学校という規制=正義な空間ではヘタな音楽は流せないのでなおさらであった。
何故か放送室前にも工事記録が
…役立つ日は何年後なのか
隣は保健室
某AAのせいでプーさんの言動が紳士にしか聞こえない
児童が安らぐ場所がもっとも崩壊と浸食が激しいなんて…
現実は非情である。
『学校保健法』 赤い本です
どんな時に読むんだろう。
利用価値なしとみなされた器具はこのように置き去りにされる。
廃墟の人形やぬいぐるみとは…極力関係もちたくないなあ
トイレ …素晴らしい
この学校随一の見どころ。
一眼で
何度見ても美しい
向かい側はやたら白い
なにかと思えば職員用トイレでした
さてついに体育館へ突入
かなり広く、そして天井も高い
この木造校舎には少し不釣り合いな建物だった。
そして特筆すべきはこの異様な光景
普段何もない板張りの空間に、無機質な鉄の塊が林立する姿がこんなに違和感にあふれているなんて…
しかしその表情はどうなのか。
二階がある。
公共のスポーツセンターのような造り。
特に何もなくたって登りたくなるものはなる。
本当に体育館だけやたら近代的。
あれは暖房か?
水木妖怪や柱の男が使いそうな…
気体を排出する対外管のように見える。
奥に部屋があった。やはり行ってみるものだ
気になる名前じゃないか
さっそく突入
公には存在しない部活の集会所といった雰囲気(なんだそのラノベは)
「研究資料」といいつつ、置いてあるのは雑多なイベント用備品ばかり。
書籍も卒業文集や教員用教科書がメイン。
上下合わせて一つのタイトルになる本が。 面白いな。
「資料」として残るしかないのだろうか。
せめて、安らかに…
やはり異様だ。
まるで板から生えているようなすさまじい違和感をおぼえる
そろそろ脱出するか
鮮やかさ最大で撮ってみる
これはこれで面白くないかな
最後に、図書室前からみた廊下二方向を上げて今回は終わります
やはりノイズが出るなあ
長々と廃墟更新でした。
それではまた。
https://twitter.com/KiyobeTown/status/231629126275039232