引き続き松前町の家紋調査。
今回をもって松前町の小字集落の墓地調査分は終了です。
…小字はね。


松前町原口地区は他の周囲に点在する集落と同様、海岸段丘の崖と沢伝いの僅かな平地に軒を構えた地形で、ここを越えると管轄は檜山支庁、上ノ国町に移る。

支庁境の願掛沢橋から。
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「原口」の地名由来はアイヌ語の「バラコツ(広い渓間)」だという。(『蝦夷地名考幷里程記』)
15世紀半ばまでには、安東氏配下の岡部六郎左衛門尉季澄によって道南十二館の一つ「原口館」が築かれたが、コシャマインの戦いにより攻め落とされている。





『?』

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菊かと思って居たがどうも違う。彫が甘いだけかもしれないが… 
ちなみに上に載って居るのは自然石を利用した石仏(如意輪観音か?)である。


使用家は斉藤さん。





『丸に一つ蓮の花』
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墓に彫り込む家紋としてこれほどふさわしいものもないだろう。
一つの墓に二つ紋を刻んだ理由は不明である。


使用家は…ぐっメモをとり忘れてしまった。
申し訳ない。




『対い鶴』
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そこそこ見かける鶴種家紋。いかにも家紋らしい円を描いた姿が美しい。

対い鶴には嘴を交差した種類のものがあり、そちらは珍しい。
私も今迄見た事がない。


使用家は東館さん。





ちなみにこの集落にもアルファベットを用いた屋号があった。

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調べて見れば意外とあるものだ。





ということで、次回からは管轄が(やっと)上ノ国町に入ります。
溜まったストック分が無くなるのはいつになるやら… 


今回の墓地位置情報です。
 
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