今回の調査地は上ノ国町大留(おおどめ)地区。役場や駅、スーパー、学校など生活の基盤となる施設が多数立地する上ノ国町の中心部だ。
その役場裏住宅地の隙間に押し込められたように大留地区墓地が存在する。
「大留」の由来は『続上ノ国村史』によれば、江戸時代に天ノ川上流からヒノキ・アスナロ等の木材を流送して、このあたりに留場を造成したことによるというが、元禄13年(1700年)の『檜山絵図』には「大富村」とあり、本来「おおとみ」「おおとめ」だったものが訛って「おおどめ」になったのではないのだろうかと感じる。
このへんの墓地を廻っていて、入口にこのような灌木がある墓地が多いことに気づいた。
境木なのかな。
少し訊いてみる必要がありそうだ。
では家紋の話題に移ります。
・『丸に蔓柏』
ポピュラーな柏系家紋の一つ。
蔓柏にも変種がいくつかあるが、なかなか見つからない。
使用家は大坂さん
・『丸に山桜』
こちらも基本的な桜家紋の一つ。
『桜紋』との違いは花弁の鋭さ。 …山桜紋のほうが「桜」というイメージがある。
使用家は小櫻家
植物、特に樹の紋は苗字と関連がある家が多いのも特徴の一つ。
・『丸に右有馬巴』
有馬巴は摂津有馬氏の家紋で、本来は尾が細い左三つ巴であるがここでは右三つ巴であった。
使用家は有馬さん。
・『丸に三つ松に八重桔梗』
見かけない組み合わせの寄木家紋だと思ったが、管理人が普段使っている家紋辞典にもきちんと個別に記載されている。
何か由緒があるのだろうか。仔細不明。
使用家は明上さん
・『丸に剣木瓜』
上ノ国町及び日本海側では大きい使用数に上る家紋。
木瓜紋には横に長いものと円形のものの二つがあり、この地域では横に長い剣木瓜が多い印象。
特に上国寺脇の墓地は敷地の約半数近くがこの家紋を使用する家であった。
参考までに、ここでも紹介しておきたい。
使用家は前田さん。
以下、立地図。
より大きな地図で 墓地 を表示
その役場裏住宅地の隙間に押し込められたように大留地区墓地が存在する。
「大留」の由来は『続上ノ国村史』によれば、江戸時代に天ノ川上流からヒノキ・アスナロ等の木材を流送して、このあたりに留場を造成したことによるというが、元禄13年(1700年)の『檜山絵図』には「大富村」とあり、本来「おおとみ」「おおとめ」だったものが訛って「おおどめ」になったのではないのだろうかと感じる。
このへんの墓地を廻っていて、入口にこのような灌木がある墓地が多いことに気づいた。
境木なのかな。
少し訊いてみる必要がありそうだ。
では家紋の話題に移ります。
・『丸に蔓柏』
ポピュラーな柏系家紋の一つ。
蔓柏にも変種がいくつかあるが、なかなか見つからない。
使用家は大坂さん
・『丸に山桜』
こちらも基本的な桜家紋の一つ。
『桜紋』との違いは花弁の鋭さ。 …山桜紋のほうが「桜」というイメージがある。
使用家は小櫻家
植物、特に樹の紋は苗字と関連がある家が多いのも特徴の一つ。
・『丸に右有馬巴』
有馬巴は摂津有馬氏の家紋で、本来は尾が細い左三つ巴であるがここでは右三つ巴であった。
使用家は有馬さん。
・『丸に三つ松に八重桔梗』
見かけない組み合わせの寄木家紋だと思ったが、管理人が普段使っている家紋辞典にもきちんと個別に記載されている。
何か由緒があるのだろうか。仔細不明。
使用家は明上さん
・『丸に剣木瓜』
上ノ国町及び日本海側では大きい使用数に上る家紋。
木瓜紋には横に長いものと円形のものの二つがあり、この地域では横に長い剣木瓜が多い印象。
特に上国寺脇の墓地は敷地の約半数近くがこの家紋を使用する家であった。
参考までに、ここでも紹介しておきたい。
使用家は前田さん。
以下、立地図。
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