江差町字水堀は鰔川の河口付近の土地にあたる。古くは柳崎村と鰔川村の一部で、その地名自体は比較的新しいものである。
ちなみに以前紹介した石崎村の靴に関する話を聞いたのはここでのことだった。
詳しくはこちらをどうぞ→http://hanatare-ruins.doorblog.jp/archives/51797936.html

墓地全景。
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・丸に上がり藤に大文字
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似た家紋に『那須藤』というものがあるが、使用家が大川さんであるため『上がり藤』に苗字の頭文字を入れただけのものと思われる
ちなみに『那須藤』はこちら
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花弁の意匠も違うし、完全に別物だなこれは。

・七曜に清文字
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こちらも使用家である清水さんの頭文字をあしらった家紋。
集落単位で家紋を調べていると往々にして流行り廃りや家同士で張り合ってるのかと思う事がある。

・丸に角の内陰小文字
P1160034 丸に角の内陰小文字
ややこしい名前の家紋だが、要は「小」の字をロゴ化したようなもの。
使用家は見た通り芦野さん。

・源氏輪に違い矢
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源氏輪を使った家紋の中では割とポピュラー。
使用家はやはり佐藤さん。

・丸に加賀梅鉢
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丸まで反転しているので本来は普通の『丸に加賀梅鉢』と判断できる。
道南には越前、加賀、能登からの移住者が多いため、どこの墓地でもこの家紋をだいたい一軒は見かける。
使用家は松崎さん。

背景の空からもわかる通り、この日は日中秋晴れが続いて非常に気持ちの良い一日だった。
これから向かう厚沢部町は農業の町で、広大な畑と大きな農家が転々と広がる風景が大変道民の心に訴えるものがある。お墓と堅苦しい説明文だけにならず、その辺も写真を交えて順次紹介していきたい。

今回の墓地の位置情報です。


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