引き続き厚沢部町の墓地分。

今回は上里地区から。 
上里が行政地名になったのは昭和35(1960)年のこと。昔、この一帯を「上俄虫」といい、厚沢部本町から少し離れた集落であったことに因んで発生した地名だという。
DSC_0640
かつてこの一帯は俄虫(がむし)村の一部だった。『青江理事官諮問回答書』によれば、天正年間(1573~92年頃)に陸奥国福島(現福島市)から渡って来た徳兵衛なる人物が檜山稼と農業に従事した以来の村だという。

・丸に三つ葉葵
P1160092
水戸黄門でおなじみ。
使用家は長尾さんと久保田さん。

・八角に片喰
P1160094 隅切り平角に片喰
「八角」と「隅切り角」の見分け方。
正方形に近いのが「八角」
菱形に近いのが「隅切り角」

使用家は飴谷さん。この付近では割と多い苗字らしい。


次に滝野地区。こちらも昭和35年からの行政地名で、由来はこの付近を流れるキライベツ川に「清川の滝」があり、 その下流一帯を「滝廼(たきの)」と読んだことによるらしい。DSC_0642
かつては安野呂(あんのろ)村の一部だった。

丸に陰武田菱 丸に変わり隅立て四つ目
P1160095
通常の武田菱の陰ver
隅切り四ツ目や普通の武田菱はよく見かけるが、こちらは珍しい。 


使用家は佐々木さん。 

(2016年1月10日追記)
コメントにて、佐々木さんの使用家紋は四つ目結が最も多いことから、こちらは陰武田菱ではなく、隅立て四つ目の変形ではないかという意見をいただきました。 
shirayuk81様、ありがとうございました。


紹介するべき家紋が少ないので今回はこの辺で。以下、位置情報。

大きな地図で見る

 

大きな地図で見る