さて、今回も長らくお待たせしました。
 冬コミ、コミックマーケット89で頒布予定の新刊が無事に完成いたしましたのでお知らせいたします。

 新刊は『廃録 Vol.3』です。
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 北海道北部に存在する、かつて1万人ほどが暮らしていた廃村とそこに残る廃墟群を特集した内容になります。
 この街は明治末期に開拓農家が入植し、以降細々と農耕が続けられていましたが、昭和20年頃から人口が増え始め、昭和30~40年代には一帯合計で1万3千人もの人間が住んでいました。学校、病院、鉄道、消防署に公民館、映画館にスキー場など、僻地とは思えない豊かな暮らしがそこにありました。
 しかし、ある出来事によってこの街は一瞬で滅びました。
 現在、この街に住んでいる人口は開拓時代から住んでいた数軒の農家のみです。

 どうしてそんな街が生まれたのか、なぜまるごと廃村になったのか。『廃録 Vol.3』は、その経緯とかつての記録、現在の姿を文・写真を交えてまるごと一冊紹介する廃墟写真資料集になります。(要はいつものこと)

 本当にこの集落や施設跡を研究している人の足元にも及ばない内容ですが、前と同じく、そこそこ読み物として仕上がっているはずではあるので是非どうぞ。
 ページ数は36P、今回ももちろんフルカラー(新聞史料はモノクロだけど)。 

 以下、サンプルになります。
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 また、ペーパーで内容をかなり補足しているので、Vol.3を購入していただいた方には
 全員にペーパーを初期添付いたします。

 新刊のお知らせはこのあたりで区切らせていただきます。



 次に既刊の紹介です。
・まず、昨年頒布した『廃録 Vol.1』です。内容は岐阜の名廃墟、洲原村診療所を特集。
 ページ数は36。メインの洲原村診療所のほか、主に北海道道南地方の廃墟を、歴史的背景、経緯などを交えて解説する廃墟写真資料集。

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・次に『廃録 Vol.2』です。
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 今年の夏コミにて頒布した本で、内容は北海道の三笠、夕張周辺に残る炭鉱廃墟を中心に
 旧産炭地の廃校、廃病院などを特集した内容になっております。
 石炭の歴史がある程度わかるそうです。
 44P、フルカラー。


 最後になりますが…
・コミケカタログのページは?
 ↓以下になります。
 https://webcatalog.circle.ms/Circle/12324019

・肝心の価格は?
 新刊が¥1,000、既刊Vol.2は¥1,000、既刊Vol.1は¥800を予定してます。
 また、いつものとおり、新刊と既刊を同時購入することでセット価格になり、合計金額-¥200で買えますのよ奥様。


・とっても重要! 取り置き&通販のお知らせ。
 会場に行きたいけど時間が厳しい、取り置きしといてほしい!というあなた。
 欲しいけど会場行けない…というあなた。
 事前に申し出があればどちらも対応いたします。

 Twitter経由でこのページにたどり着いた方は私のTwitter垢のほうへ、
 Twitterをやってない方、知らない方はこの記事にコメントでいいので、
 「取り置きして!」「取り置きしてあとで通販して!」とお伝え下されば対応します。

 ただし、通販はコミケ期間が終わった後の新年、1月5日ごろからの発送手続きになります。
 個人通販なので、基本的には連絡用メールアドレスやTwitterのDMを用いたヤ○オクのような取引ののち、レターパックなどで郵送する形になります。
 また、通販の場合、既刊セット割は適応されません。

 とにもかくにも、是非ご活用くださいな。



では、約1週間後のC89
12月30日(水) 西会場 れ-08aにてお待ちしております。
このポスターが目印↓
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やったぜ二度目の壁サー!

それではまた。





…ちなみに、スペースで某強盗っぽい、スーツに青いディスポーサブルグローブをつけた人が私です。おなじみのピエロなマスクはしてません。開場~12時頃まではスペースにおります。その後2時間は挨拶回りに行くので、売り子さん一人になります。あしからず。