もはや恒例になったコミケ前更新。そう、薄い本の告知です。
でも、今回は『廃録』シリーズじゃあありません。C91から当サークルでは『Focusite』シリーズを刊行していきます。まあ、やることは「廃墟調査探索・史料写真集」なので大して変わらないわけですが…
写真の増量、一つ一つのサイズも大きくし、廃墟にあまり関係のないお話をカットして文の量を少なくするなど、廃録シリーズでできなかったことを中心に、個人的な野望、読者の方からの要望などに応えるために新たに構想した内容でシリーズリニューアルしました。
廃録シリーズでは、テーマに沿って複数の物件を紹介していましたが、それだと関係のない文の量も増えるうえに、各物件の写真の量も少なめになってしまうので、思い切って1つの物件にしぼり、本自体のサイズもA4にしました。
コンセプトは「JRの席に置いてある車内雑誌」です。
ちなみにタイトルの由来は
1つの「廃墟(つまり遺構:Site)」に「焦点(:Focus)」を当てて、紹介する本。
「Focus」+「Site」=Focusite
です。 センスねェとか言うな。
- 新刊情報
相変わらず前置きが長くなりました。
記念すべきNo.01は東北の山深い渓流沿いに残る巨大発電所「和賀川発電所」を特集します。
『Focusite No.01 旧和賀川発電所遺構群』は、そんな和賀川発電所の誕生から廃止までの経緯、現役当時の史料、地形図などを交えながら、その魅力を徹底解説。周辺部、内部、そして地下部分まですべてを網羅した本になります。
- 内容
まず、第1部では、和賀川発電所の周辺部と地上部分を解説。
緑と白に覆われた現在の姿と、この建物が廃墟になるまでの話も一緒に堪能できます。
第2部では、主に地下部分。発電所へ水を運ぶ地下導水隧道部を中心に記述。少しだけ水力発電の技術も解説しています。
暗黒の一本道の先にあったものは…? 最深部の光景まできっちり掲載しました。
ページ数は28P、もちろんフルカラーです。
- ほか新刊(?)&既刊を含めておしながき
当日はこの他にも、11月の北海道コミティア新刊『開拓者の骸』(北海道の炭鉱、廃校などのモノクローム写真集)、前冬コミ夏コミ既刊の『廃録 Vol.4』(函館の近代建築系廃墟特集)、『廃録 Vol.3』(羽幌炭砿の廃村となった街特集)も持って行きます。
おしながきを載せておきますので、ご参照下さい。
なお、いつものごとく会場限定でペーパーも置いておきますので、そちらはご自由にお持ち帰りください。
今回のサークルスペースは、なんと出来立てホヤホヤの東7ホール。おしながきを載せておきますので、ご参照下さい。
なお、いつものごとく会場限定でペーパーも置いておきますので、そちらはご自由にお持ち帰りください。
変な形してるし、一度外に出ないとならないしで、少し面倒な立ち位置ですが、西ホールよりはまだいいかも…。
とにもかくにも、12月30日(金)、東 i-23bにてお待ちしております。
このポスターが目印です↓
- 通販は…?
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=30798
最後に、コミケWebカタログのページも貼っておきます。
https://webcatalog.circle.ms/Circle/13016802
見られる方はこちらもどうぞよろしくお願いいたしますね。
長々と書き連ねさせていただきましたが、もし興味がありましたら、この冬はなにとぞ当サークルへお越し下さい。…待ってます。
それではまた。